2005年09月05日
こういったものが読まれています!!
NEW・JMPシリーズ30
『病医院リニューアルのチェックポイント70』
清水建設株式会社 設計本部 医療福祉施設設計部
日本医療企画 2004年
ジャンプブックのシリーズは以前より面白くて具体的な本が多かったのですが、
一つ建築の視点から見た本をご紹介します。
コンサルタントはどうしても財務に重点を置くのですが、
新規開業の場合、ある程度のハードの知識も大切ですね。
そういった意味からもとても勉強になる一冊でした。
主なポイント
7.わかりやすい平面計画
サインにあまり頼らなくても分かり易いシンボル
8.自然光・照明
自然光による一日や季節のリズム、間接照明など
9.遮音・消音
外部と内部の音の対策 BGMなど
10.消臭・脱臭
臭いの拡散防止と、空気の流れ。吸気口と排気口の位置注意。
13.清掃のしやすさ
床材をそのまま連続して壁面に立ち上げる 他
14.ユニバーサルデザインへの対応
トイレ・待合の椅子・受付カウンターの高さ
24.ライフサイクルコスト
実は建物の建設費は維持費などトータルコストから見ると4分の1に過ぎない
30.患者の不安をやわらげるインテリア
日常生活の場にあるデザイン
「街」のモチーフを取り入れたデザインなど
45.外来受付
ハイアンドローカウンター、車椅子用のくぼみ、荷物置き棚
46.待ち時間の印象を変える外来待合
自然光、BGM、視線を考慮した椅子の配置 など
47.プライバシーの確保を考えた外来診察室
自然光を取り入れ、診察室と診察室の間に準備コーナーを要れ、
プライバシーに配慮
48.誰でも使いやすい外来トイレ
リラックスする場所、パウダーコーナー、手すり
自動洗浄、ナースコール、荷物置き、服をかけるフックなど
49.患者の不安軽減に配慮した画像診断部
内装は優しいイメージに
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1. 病医院リニューアルのチェックポイント70 [ amaseek.jp ] 2005年09月29日 17:06
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