2011年11月26日
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診療後から会計
診察室から待合室にご案内するのは、
看護師さんの役割になることが多いと思います。
「診察が終わりましたので、待合室までご案内します。」
「トイレは大丈夫ですか。」
「ゆっくりお洋服を着て下さい。」
「何かお手伝い致しましょうか。」
など、いろいろ声掛けする必要があります。
スタッフの丁寧なサポートを、待合室全体が注目していることを意識して、
受付担当へ引き継いで下さい。
会計は、受付カウンターに呼びつけず、
患者さんの座っていらっしゃるところへ、
スタッフが出向いて行う方が良いと思います。
診察券や保険証の返却、明細書をお渡しする時は、
一つ一つ時間を掛けて、ゆっくりお渡しします。
金銭の受け渡しは、必ず金額を声に出して確認し、
お札のお返し、小銭のお返し、とそれぞれ金額を伝えてお渡しします。
診察後は、
患者さんにご家族へのお迎えを連絡する必要があるか伺って、
必要なら受付スタッフがお電話をします。
ご家族が院内までお迎えに来られるのか、
スタッフが外までサポートするのか、
行き違いにならない様にしましょう。
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2011年11月25日
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レントゲン撮影
トイレの次に難しいと思うことが、エックス線撮影です。
ポイントは2つ。
・聴覚障がい者の方のために、わかりやすいイラストの表示をすること
（ボードなどの用意）
・視覚障がい者の方のために、わかりやすい説明ができるようにしておくこと
胸部エックス線を撮ります。耳が聞こえません。
その時に、前の壁や機械の柱に
◆両足の場所 （床にも足形マーク）
◆両手の位置 （イラストか写真で表示）
◆アゴや頭の位置 （イラストか写真で表示）
◆撮影の手順について （ １⇒２⇒３⇒終了です。）
が表示してあれば、一般の患者さんも、どうすれば良いかが理解でき、
スムースな動きができます。
また、CT撮影で、身体の向きをいろいろ変えていただく場合でも、
「右を向いてください」・「あお向けになって下さい」 といったボードを
用意しておいて、お示しすることも役立つと思います。
視覚に頼らない、言葉だけの説明は、難しいかもしれません。
レントゲン室の中にご案内し、まず、防護服を着ていただくところから、
「レントゲン撮影をします。」
「鉛の入った防護エプロンをしていただきます。
とても重いのですが、少し我慢してください。」
手の位置決め、足の位置決め。
この言葉による説明は、やはりスタッフ自身がアイマスクをして、
どの様な説明をしていただいたら動きやすいかを、
実体験していただくのが、一番早いと思います。
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2011年11月24日
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待合室から診察室へ
患者さんの近くに寄り、声を掛けます。
「○○○○さん、お待たせ致しました。受付の鈴竹です。
これから診察室（中待合）にご案内致します。」
立ち上がっていただき、
「失礼します。手を肩に（肘に）どうぞ。」
患者さんの手を取って、肩（肘）に添えます。
「左に2メートル進みます。」
「右に曲がります。」
「3メートルで中待合（診察室）です。」
「診察室の扉を開けますので、少々お待ち下さい。」
以下、同じ様に通路の長さ、方向、床の段差、狭い部分、扉の開け閉め、
角があぶなそうなところ、立ち止まる理由など を説明しながら進みます。
歯科のチェアに座っていただく場合は、特に念入りな説明が必要です。
横からチェアに座っていただき、体の向きを変えて正面に向くのか、
前方導入なら、チェアの横まで来て立ち止まっていただき、
手でチェアを確認していただいて、座っていただくとか、
一つ一つの医院で動作が微妙に異なるので、
転倒しない、ぶつからない、ベストなサポートを考えてみましょう。
当然ですが、この様なサポートや声掛けは、
一般患者さんにも、とても親切になります。
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